フライパンを買う時、何を買うか迷いますよね。
くっつかないフライパンにはそうそう出会えないから安いものを頻繁に買い替えるのが一番!と思っている方もいらっしゃると思います。
逆に多少お値段が張ってもおしゃれで良いものを長く使いたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フライパンに使う素材も鉄、アルミ、テフロン加工だけでなく、セラミックや窒化鉄など…以前に比べると多様化しています。
また素材よりも日本製かどうかが気になるという方もいて、次はどんなフライパンを買おうか迷ってしまいますよね。
この記事ではちょっと奮発して一生もののいいフライパンを使ってみたいという方におすすめのフライパンをご紹介していこうと思います。
新生活や引っ越しを機に心機一転、調理器具を新しいものにしたい!という方にも参考になると思います。
それでは「フライパン一生ものくっつかないのは? 鉄や日本製などを徹底調査!」と題してお伝えしていきます!
フライパン一生ものくっつかないのは? 鉄や日本製も徹底調査!
最近はインスタなどのSNSで料理アカウントを見て、どんな調理器具を使っているか気になったりもしますよね。
お手頃な値段のフライパンを使っていると親近感が沸いたり、おしゃれなフライパンを使っていると料理がおいしそうに見えたり、自分も料理がうまくなれるかな?なんて思ったりします。
バッラリーニ・イタリア
Instagramで料理系の発信をされている方の投稿を見ているとかなりの確率でバッラリーニのフライパンを見かけます。
とても料理が映えるフライパンではありますが、実用面でも優れています。
私自身が初めてバッラリーニのフライパンの存在を知ったのは「マツコの知らない世界」で餃子がテーマの時でした。
紹介していた人がスタジオで実際に餃子を焼いていたのですが、綺麗にツルんとはがれて焼き色も綺麗でした。
ハンドルをV字型にすることで熱くなるのを防いでくれて、調理中も快適です。
ハンドルの曲線美も見た目だけのものではなく手になじむ形です。
金属ヘラも使用可、食洗機も使用可で耐久性も抜群です。
我が家は深型を使用しています。最近はお米もこれで炊いています。
深型は炒め物はもちろん煮炊きにも使え、使用していて熱伝導の良さを実感しています。
こびりつきもなく洗い物も楽々です。
ビタ クラフト・日本
安心の日本製。
多数のラインがあるのも特徴です。
卵焼き用のフライパン、またフライパンではないですがご飯専用鍋や雪平鍋など、日本ならではのニーズにも応えた商品も多数あります。
ビタクラフトはフライパンと鍋を一式揃えたくなるんですよね。
2024年2月から「クレアシリーズ」が発売されました。
PFOA不使用のふっ素樹脂コーティング「ビタコート®」で加工していますので安全に使用できます。
耐久性が従来品の10倍の耐久性があるというのが魅力なので長く使えるの魅力です。
たくさんのラインの中から、私が是非おすすめしたいフライパンは「スーパー鉄」シリーズです!
正直な所、私がとても気になっているのが「窒化鉄」なんです。
次にフライパンを買うなら窒化鉄!思っているくらいなのですが、このシリーズがまさに窒化鉄製。
窒化鉄は、鉄なのに錆びにくくてお手入れが簡単で、使用前の焼き入れや使用後の油引きも不要なんです!
そのうえ使うほどに油が馴染んでいくので、使えば使うほどこびりつきにくくなっていきます。
油を馴染ませるためにもぬるま湯で流すだけでOK。
育てるのが楽しみ「なのに錆びない!」魅力的なフライパンです。
鉄製なので金属ヘラ、熱源もガスIH両方使えます。
バーミキュラ・日本
ホーローというとどうしても昭和のイメージが強く、鍋の雰囲気も可愛らしくてレトロなものが多かったように思います。
そんな中で突如、現れたバーミキュラのホーロー鍋によって一気にスタイリッシュになりましたよね。
発売当初は無水鍋だけでしたが、その後炊飯器が発売されました。
現在フライパンも発売しているのをご存じでしたか?
ホーロー製ながらブラックの本体に木製のハンドル。
シックで重厚感がありつつも木の質感が手に馴染みます。
このフライパンが本領を発揮するのは野菜炒めです!
べちゃっとならずシャキシャキに美味しく仕上がります。
フライパンをあおらなくても、瞬間的に水分を蒸発させてくれるのでパリッと仕上がるんです。
お肉は表面はカリッと香ばしく中はジューシーに焼きあがりますよ。
コーティングが剥がれてしまってもリペアに出すことができますし、ライフステージによりサイズを変更したい時は溶かして作り直してもらうこともできます。
アフターサービスが充実している点でも長く付き合えるフライパンだと言えますね!
グリーンパン・ベルギー
フッ素コーティングの安全性が指摘されるより前からセラミック樹脂に着目して誕生したのがグリーンパンです。
グリーンパンはセラミックのフライパンの先駆けなんです。
私も真っ白なフライパンに目を奪われてしまった一人なのですが、焦げ付きや色移りがあったりしないか心配でした。
現在はもう廃盤になっているものを使っているのですが、そんな心配は無用でした。
真っ白なので調理中はちょっとした焦げ色や醤油のはねたところが茶色く目立ったりはしますが、洗えば取れるので気になりません。
私が購入を決めたきっかけは食洗機使用可能だったからなのですが、購入当時はどんなに探しても食洗機が使用できるフライパンはなくその点でも先駆けだったと思います。
「ヴェニス プロ」のラインでしたら食洗機使用可能です。
セラミックの材質も進化しているので使い勝手もますます良くなっています!
現在は取っ手の取れるシリーズも発売され、ラインナップも随分増えたので是非チェックしてみてくださいね。
FIKA・韓国
グリーンパンに続き、セラミックのフライパンの紹介です。
インスタグラムでよく見るようなって気になっていたのですが、FIKAというブランドでした。
韓国だけでなくアメリカ・カナダ・台湾そして日本、世界で使われています。
セラミックなので安全性を気にする人、白いキッチングッズで揃えたいという方に人気があります。
グリーンパンと同様、調理中に汚れたとしても洗えば落ちるのでお手入れは簡単です!
セラミックのフライパンは油をひいて、火力を強くせずに、中火でしっかり温めてから使うのがコツです。
一番使い勝手がいいのは24㎝、26㎝です。26㎝は深さもあるので幅広い用途に利用できます。
フライパンではないのですが、韓国ならではの商品だと思うのが「セラミック丸型グリドル」です。
当然ですが、直火OKなので陶板焼きのように使えるのがいいなと思います。
陶板は焦げ茶色の焼き物であることが多いのですが、白いセラミックコーティングなのでとてもおしゃれ!
卓上コンロにおいて焼肉などに使用してもいいですし、キッチンで作ったものをそのまま食卓に並べるのも素敵です。
リバーライト・日本
「極PROフライパン」シリーズがおすすめです。
20㎝・22㎝・24㎝・26㎝の4サイズの鉄のフライパンです。
ハンドルもスチール製でカッコいいです。
こちらの鉄も窒化加工がされているので空焼きや油を塗って錆びを防ぐという手間は不要です。
耐用年数は30年となっています。
まさに一生ものですよね。
ハンドル部分も耐熱300℃なのでキッチンはもちろん、キャンプでも活躍します。
直火や炭火でも調理可能です。ハンドルが長めに作られているのもいいですね。
敢えて見える収納にしたくなるようなフライパンです。
長谷元・日本
こちらは純チタンのフライパンです。
新潟県燕市の会社で金属加工に秀でた街なので技術は折り紙つきです!
チタンは鉄の約半分くらいの重さで強度は2倍です。
軽い!丈夫!錆びにくい!というのが特徴です。
火への反応が早いのでさっと炒めて作る料理に向いています。
動かさずに作る料理の場合は火加減をいつもより弱めにすると扱いやすくなります。
フライパンの醍醐味である、煽りが好きな方には使って楽しいフライパンだと思います!
丈夫で強度があるのでたわしなどでゴシゴシ洗ってもOK。
こちらはガス火専用なのでIHには使えません。
フライパンの選び方
フライパンを選ぶ時には今までと同じサイズでもいいか気になることもありますよね。
作る頻度の高い料理に合わせる、作る料理に合わせて複数揃えておく、という方もいらっしゃると思います。
フライパンを選ぶ時のポイントを調査してみました。
熱源に対応しているか
IHのシステムキッチンを使っている人もかなり増えてきましたよね。
ガス火専用のものが多いので、IHに対応したフライパンを選ぶ必要があります。
基本的なことではありますが、ネットサーフィンをしているうちにうっかり間違えてしまうこともありますので気を付けましょう。
また、最近食洗機に対応しているフライパンも少しずつ増えてきました。
10年ほど前は食洗機対応のフライパンはほとんどありませんでしたが、今なら食洗機でも洗えることを選ぶポイントにしてもいいですね。
フライパンの大きさと深さ
フライパンの大きさは20㎝~30㎝が一般的です。
20㎝のフライパンはひとり暮らしの方だけに限らず、ひとつ持っていると便利です。
ウインナーやスクランブルエッグなどは大きなフライパンだと持てあますこともありますが、20㎝でちょうど良いです。
20㎝の深型でしたらスナップエンドウ、ブロッコリーなどちょっとしたものを下ごしらえする時にも重宝します。
具の多い炒め物や炒飯、焼きそば、汁の出やすいものは26㎝が無難です。
家族の多いご家庭でしたら28㎝か30㎝がおすすめです。
3~4人家族でどうしても1つだけを選ぶとしたら26㎝、そうでなければ20㎝と26㎝があると良いと思います。
その際、20㎝は深型の方が用途が広がるのでおすすめです。
まとめ
まとめ
以上「フライパン一生ものくっつかないのは? 鉄や日本製などを徹底調査!」と題してお伝えしました。
フライパンは材質や大きさ、浅型、深型などあまりに種類が多くて迷ってしまうと思います。
そのため、買い替えの時は同じタイプのものが無難なので冒険しにくいですよね。
鉄のなかでもお手入れが簡単な窒化鉄、日本製にもバリエーション豊かです。
是非くっつかなくて、長く使える一生もの、なにより料理が楽しくなるフライパンに巡り会えるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。